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この仕事をやっててよかったと思える時

社長のつぶやき,

数年前に当社に外壁塗装を御依頼してくださったお客様から一本の電話がありました。

「川岡さん?〇〇町の田村(仮名)ですけどお久しぶりです。私もやっとね、あなたのお役に立てるのよ!」

はて、、、、“やっと役に立てる”とは一体どういうことなのだろう。
確かに田村様邸の外壁塗装をさせていただいたけれどなんのお約束もしていないはず、、、。

「私の友達でね!家の塗り替え?外壁の塗装をしたいって言う人がいたからあなたのことを紹介したの。きっと待ってるから今すぐ電話かけてみてね!ずっと考えてたのよ〜。そういう人がいたら絶対おたくを紹介したいって!」

この仕事をしていて一番言われたい言葉です。

下請けを辞めた当時、お客様と直接関わりたいという思いで始めたこのスタイル。
営業経験ゼロのど素人集団が手作りのチラシ作りをポスティングすることから始めた会社。

初めて問い合わせのお電話が鳴った時の興奮は今もよく覚えています。

あの時と変わらず今も現場調査やお見積りはすべて私が作成しているのですが、このスタイルを守っているのには理由があります。

あれは今のお店を構えるずっと前のこと。

御自宅の塗装をしたいということで5社に見積りを依頼して結局混乱してしまったお客様が契約時に私に言ってくださった言葉があります。

「僕は川岡さんだから契約します。だから会社が大きくなっても今のままでいてくださいね」

変わったかな? 年齢と肌の弛み以外はたぶん変わってないと思っています。

あとイケメン度合いも。

寒き折、皆様お風邪などひかれないようご自愛ください。