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ウッドデッキの塗装が原因で起きる火災

笑顔の塗り替え講座,
ここ数年はDIYブームということもあり、ウッドデッキを自作したり塗装される方が多いのですが、

ここで注意していただきたいことがございます。
それはウッドデッキの塗装が原因で発生する火災のことです。
火災と言うと少し大げさな表現になるのですが、実際そうなる可能性があるのでウッドデッキをご自身で塗ろうと思われている方はよく覚えておいてください。

ホームセンターに行ってウッドデッキ用の塗料がないかと店員さんに尋ねたら、恐らく木材保護塗料をお勧めされるはずです。
わりと有名な塗料がキシラデコールという製品なのですが、塗料コーナーで見かけたことがある方も多いかもしれません。
キシラデコール
その他にもオスモやバトンという塗料、マニアックなものになるとシッケンズやプラネットカラーなど沢山の木材保護塗料が販売されているのですが、
これらの塗料の多くは自然発火する可能性があるのです。
具体的に申しますと、塗装するときに使用したウエスやスポンジが危険なのです。
※塗料そのものから発火することは無い。

ウッドデッキや室内の床に“木材保護塗料と言われる塗料”を塗布した時に使用したウエス(布)やスポンジをまとめて放置することはしないでください。

木材保護塗料が染み込んだ布やスポンジをビニール袋に入れて庭の隅に置いておいたりすると発火する可能性があります。
特に暖かい時期。

これは実際に私が発火現象を目の当たりにしていることによるものなので間違いはありません。
「火もないのに火事になるわけないだろ〜」なんて思っていると大間違いです。

出来れば水を張ったバケツの中に入れておいてください。

処分方法は焼却がベストなのですが、それが不可能な場合はバケツなどに水を入れてそこに漬けておいて、可燃ごみとして出してください。

水性の木材保護塗料を使用すると良いのですが、水性塗料を用いてメンテナンスをされていたウッドデッキを途中から塗装業者に依頼する可能性がある場合は、業者に嫌がられる可能性もあるのでそのあたりのリスクがあるということも頭に入れておくと良いかもしれません。

まとめ:
油性の木材保護塗料に使った布やスポンジを放置しておくと自然に火が付く可能性があるので必ず水に漬け置くこと。